東武バスウエスト

Tobu bus West


浦和系統、大宮系統、東大宮系統、宮原系統を集めました。


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東武バスウエスト 路線解説
* 注意 *
全路線を掲載しているわけではありません。

天沼営業所(天沼車庫)

●浦44・大44系統
大宮駅東口 - さいたま新都心駅(浦44)
さいたま新都心駅 - 北浦和(浦44)
大宮駅東口 - さいたま新都心駅 - 北浦和(浦44)
大宮駅東口 - 東仲町 - 天沼車庫(大44)

大宮駅西口から天沼車庫・さいたま新都心駅東口を経由して北浦和に至る系統である。 終点の北浦和は駅前に発着せず、東武バスのターミナルに発着するため、 北浦和駅までは 100m以上も歩かねばならない。 運転本数は1時間あたり概ね4〜6本で、入出庫関連で天沼車庫発着のものもあるがそれは大44系統として整理されている。 大半がさいたま新都心を境に運行が切られてしまっているが、一部で大宮駅東口〜北浦和駅間直通便が残る。

●大43系統
大宮駅東口 - 天沼循環 - 大宮駅東口
天沼車庫 - 大宮駅東口(天沼車庫発のみ)

大宮駅東口に発着する東武バスウエストでは唯一の循環系統である。 浦44系統と半分近く運転区間がかぶる路線であり、天沼南地区の旅客輸送に徹している路線である。 車両は一部が天沼車庫出庫のため天沼車庫始発があるが、 基本的にははるばると吉野町車庫から回送されてくるために大宮駅東口発着となる。


大宮営業事務所(吉野町車庫)

●大42系統
大宮駅東口 - メディカルセンター - 宮原駅東口

2002年3月改正で大宮駅東口〜宮原駅東口間の路線になった。 それまでは大宮駅東口〜宮原メディカルセンター間の路線だった。 日中の運転間隔は概ね20分となっており、 宮原駅東口に発着する系統の中では一番運転本数が多くなっている。 この路線の入出庫は宮05系統を通して行われる。 2004年3月には沿線にステラタウンが完成し、 アクセスバスとして宮原駅東口〜本郷住宅間のピストン輸送も行われるようになった。

●大47系統
大宮駅東口 - 第二住宅入口 - 吉野町車庫

大宮駅東口発着ではあるが、この系統では終日バス1台で運行している (昼に車両を入替えしている可能性有り)。 2002年7月20日改正では大宮駅東口〜第二住宅入口止まりの運行が廃止され、 現在は全て大宮駅東口〜吉野町車庫間での運行である。 概ね1〜2時間ぐらいにつき1本の運転だがそれなりの需要はあるためしばらくの間は廃止には至らないだろう。

●大51・尾52系統
大宮駅東口 - 宮原駅入口 - 上尾駅東口(大51)
大宮駅東口 - 宮原駅入口 - 上尾駅東口 - 上尾車庫(大51)
吉野町車庫 - 宮原駅入口 - 大宮駅東口 (大51・吉野町車庫発のみ)
吉野町車庫 - 上尾駅東口 - 上尾車庫 (尾52)

運行本数はかなり多く、データイムは10〜15分間隔である。 夕方を中心に宮原駅東口〜上尾駅東口間でかなり混雑する区間もある。 客の流れとしては、路線内に3つの鉄道駅(大宮・宮原・上尾)をかかえ、 かつ途中バス停での乗降も激しいためにほぼ全線で忙しい運行となっているのが特徴である。 経由道路であるが大宮駅東口から(大宮駅)停車場線と旧中仙道を通り道路一本で上尾駅東口や上尾車庫を結ぶ。 この道路は朝夕時や休日昼間を中心にかなり激しい渋滞を起こし、 運行に支障をきたしているのも無視できない。 ダイヤは10〜15分間隔だが連続運行でダンゴのようにバスが来たり、 逆に20〜30分ぐらい間が空いていることももよくある。 運行の歴史だが1990年代前半までは現在の浦33系統と相互乗り入れ運転をしており、 浦和駅西口〜上尾駅東口・上尾車庫発着は浦33系統、 大宮駅東口〜上尾駅東口・上尾車庫間は大51系統として運行していた。 現在は浦和駅西口〜上尾車庫間の系統を途中の大宮駅東口で完全分割して運行している。 題名にあるように大51系統は大宮駅東口〜上尾駅東口〜上尾車庫間、 尾52系統は吉野町車庫〜上尾駅東口〜上尾車庫間となっている。 このうち後者の尾52系統は車庫からの送り出し系統である。 2002年12月からは国際興業による深夜夜行バスの運転が開始された。 大宮駅東口1時00分発で、旧中仙道を経由して、途中、(東武)宮原駅入口バス停、 (東武)上尾駅東口バス停、(朝日)北上尾駅入口バス停などに停車して鴻巣駅東口に至る。 金曜日には2台運行を実施し、やや運転間隔を空けて疲れた終電客をこっそりフォローしているようだ。 2004年からはデータイムの上尾駅東口〜上尾車庫間が実質廃止され、殆どが大宮駅東口〜上尾駅東口間の運行となった。 上尾駅東口〜上尾車庫間は朝日バス、けんちゃんバス、上尾市ぐるっとくんが併走するのでそれらに依存する形となっている。

●大72系統(廃止)
大宮駅東口 - 導守 - 砂町 - 東大宮駅(平日)
大宮駅東口 - 導守 - 砂町 - 東大宮駅 - 原市団地北口(土曜休日)

平日も土曜休日も1日1往復のみという希少な路線である。当然利用者もほとんどいなかった。 平日は大宮駅東口〜東大宮駅間を運行し、 土曜休日は大宮駅東口〜原市団地北口間を運行するという極めて珍しい運転系統である。 途中大宮駅東口〜導守間と東大宮駅〜原市団地北口間は他系統も並行するため、 全線にて運行本数が少ないというわけではないが、数少ない中距離路線バスとして活躍していた。 なお、大宮から利用する場合で、 東大宮から先のバス停を利用する場合は電車を使って東大宮からバスへ乗り継ぐよりも割安となる場合が多いので、 悲観視される部分ばかりとは一概には言えない。 しかしそんな恩恵も知られることのないまま2004年10月16日に廃止されてしまった。 廃止された背景には大宮駅東口〜導守間は大50系統が、 導守〜砂町間は国際興業大15・東大81系統が継続して活躍することもあり、 実質廃止されたのは砂町神社前バス停のみで、地域への影響は少なかった。

●東大11・12系統
東大宮駅 - 尾山台団地循環 - 東大宮駅(東大11)
東大宮駅 - 原市団地循環 - 東大宮駅(東大12)
東大宮駅 - 原市団地循環 - 原市団地中学校(東大12)
東大宮駅 - 原市団地循環 - 診療所前(東大12)

東大宮駅西口を代表する東武バスの運行系統である。しかも循環系統である。 東大宮駅西口には原市団地、尾山台団地、砂団地の3大団地を抱えているが、 その中の原市団地、尾山台団地の住民の足となっているのがこの東大11・12系統である。 東大11系統は尾山台団地を循環するが、主に朝夕のみ運転する。 東大12系統は原市団地を循環し、こちらは一日中安定して運転している。 朝ラッシュ時はおよそ4〜5分間隔、日中は1時間に5本程度運転している。 東大宮駅〜原市団地中学校間は朝日バスも並行して走ることもあり、 それなりの本数が確保されているということが言えよう。 原市団地中学校止まりはそのまま沼南駅方面へ回送できる他、 夜間に設定されている診療所前行きはそのまま吉野町車庫へ送ることを考慮して設定されている。 日中の車両回送は東大宮駅到着後、第二産業道路、かわらぶき、 工業団地東経由で吉野町車庫へ送るという大変手間のかかる車両送り込みをしている。 大変手間がかかる割には運用する車両のバラエティに富んでいる。 大型車ならばエルガ以外の車種ならばどれでも運用される。(日野レインボーも含む)

●宮01・06系統
宮原駅東口 - 本郷新田 - 工業団地東 - 東大宮駅(宮01)
宮原駅東口 - 工業団地東 - 原市団地循環 - 宮原駅東口(宮01)
宮原駅東口 - 工業団地東 - 緑地公園 - 宮原駅東口(宮06)

現在は路線系統ががらっと変わってしまったものの、それなりに面白い系統構成をしているのが宮01系統である。 2002年7月20日改正で宮原駅〜東大宮駅の系統が宮04系統から宮01系統に吸収されてしまった。 しかし4年近くたった今も車両の行き先幕には宮04系統と表示される。 この宮原駅〜東大宮駅の系統は朝・昼(平日のみ)・夜に1往復ずつ運行される。 朝は吉野町の工業団地への足となるためそれなりに混雑する。 一方、「純」宮01の方である原市循環であるが、昔は一日中走っていたが、現在は朝夕に少数残るのみである。 減った分を宮06「工業団地循環」に回し、吉野町の工業団地への足として回している。 全てを中型車で運行することによりバス車両の運用の柔軟性を増し、 大42系統や宮05系統などとともに運用が共通となっている点も見逃せないが、 ステラタウンへのアクセスバスに中型車を供して車両不足が生じた際は大型車も充当されることがあるのも特記しておかねばならない。 宮06系統は主に吉野町二丁目にある工業団地へのアクセスを考慮しており、朝・夕のみの運転である。 マイカー2台がやっとすれ違うことができるような狭隘な道も走るため中型車限定系統である。

●宮02・03・07系統
宮原駅西口 - 清河寺中央 - 花の丘(宮02)
宮原駅西口 - しらかば通り・別所団地循環(宮03)
宮原駅西口 - 清河寺中央 - 指扇駅(宮07)

宮原駅西口ターミナル完成に伴い設定された路線である。 一番多く運行しているのが宮03系統で、以前宮原駅東口から出ていた「別所団地行き」を西口発にしたものである。 宮原駅東口発着時代は1日に数本程度しかなかったこともあったが、 西口発になってからは1時間に3〜5本のペースで運行している。 なお、その他の系統は本数が非常に少なく、宮02系統は1時間に1〜2本、宮07系統は1日に数本程度しか運転しない。 また、宮07系統は埼玉栄高校の生徒の輸送のため、宮原駅西口発7時台は本数が多めに設定されている。 近年では埼玉栄高校行きや構内直通という便まで設定されている。 なお、これら宮02・07系統の車両の回送は宮03から来るもので、 学校休校日に本数の変化の生じる宮07系統に併せて宮03系統も運行ダイヤに変化が生じている。

●宮05系統
宮原駅東口 - 白樺通り入口 - 吉野町車庫

大42系統が乗り入れるまでは完全な吉野町車庫への出入庫系統だった。 それまでは休日のみに3往復運行する宮原駅〜吉野町車庫間のピストン輸送系統だった。 宮原駅から吉野町車庫まで比較的近く、大51系統が平行していることから路線化したものと見られる。 宮01・04・06系統の出庫系統として機能するほか、 2002年7月20日からは大42系統が20〜30分間隔で宮原駅へ乗り入れてくるために増回した。 ただし、全ての出入庫車両が営業運転するわけではなく、 出庫する車両については回送で送り込むことが多くなっているのが特徴である。 どの便も利用者は少なめであるが、回送運行とするところを営業運転しているのだから感心するべきものである。 なお、宮原駅東口〜吉野町車庫間は2.7kmほどで約8分で結ぶ。 一応、吉野町車庫からの最寄駅である。


大宮営業事務所(三進自動車・吉野町車庫)

●大61・66・68・69系統
大宮駅西口 - 日進公園 - 三進自動車(大61)
大宮駅西口 - 日進公園 - 三進自動車 - シティハイツ三橋(大61)
大宮駅西口 - 櫛引中央 - 三橋総合公園(大63)
大宮駅西口 - 櫛引中央 - 富士写真入口 - 北区役所 - 宮原駅東口(大66)
大宮駅西口 - 櫛引中央 - 大成四丁目 - 大宮駅西口(大68)
大宮駅西口 - 自衛隊正門前 - 三進自動車 - シティハイツ三橋(大69)

大61・69はほぼ同系統で、至るところは同じであるものの経由が異なる。 このうち大69は陸上自衛隊大宮駐屯地の土地が整理されて以来に設定された、三進自動車方面へ到達する最短ルートとなっている。 両系統ともに典型的な住宅路線であり本数も朝夕を中心にかなり多い。 特に大61系統については朝は1〜6分間隔、昼はおおよそ7〜15分おきに1本という状態である。 それに加えて大69系統が朝は毎時4本、昼は1〜2本運転であるのでひっきりなしに運転している区間も多い。 大61と大69では途中自衛隊正門前を通るか通らないかの違いがあり、 誤乗車をなくすために自衛隊正門前を経由する新系統大69は行き先幕を青地にしている。 なお、大66系統については大宮駅西口〜富士写真入口間の系統を延長したものであり、 北区役所が開いている平日のみ運転される。 大宮中央総合病院の宮原駅方面行きバス停が新設されてより便利になりおおよそ1時間に1本なので利便性が大幅に向上した。 沿線にはステラタウン、サティを抱えており、北区のショッピングモールアクセスを担っているため重要度は高い。 車両の入出庫は三進自動車や吉野町車庫から行う。 大66系統辺りは宮原駅を介して吉野町車庫から送り込んだ方が効率的ではあるが、大66系統はS字型の複雑かつ時間がかかるルートのために事業者に嫌がられている可能性がある。 吉野町車庫から三進自動車は大宮バイパス一本で送ることができるために便利と言えば便利だ。 吉野町二丁目交差点から大宮西警察署前交差点では朝夕を中心にいすゞエルガが高速で走るシーンも見られる。


大宮営業事務所(岩槻系統)

●大50系統
大宮駅東口 - 導守 - 風渡野 - 宮ヶ谷塔 - 岩槻駅
大宮駅東口 - 導守 - 風渡野 - 宮ヶ谷塔 - 宮下

大宮駅東口の乗り場では一番遠いところから発車する。 この系統は以前は大宮駅から岩槻駅までの系統だったが、宮ヶ谷塔から宮下方面へ行く系統が登場して2通りに改められた。 時間帯によっては大宮駅〜岩槻駅間の運行の設定がないぐらいに宮下行きが多いのが特徴だ。 1時間に概ね3〜4本走っており、日中には導守まで並行する東大宮・原市団地行きがあるなど辺鄙な停車場ながらも賑わいを見せている路線である。 岩槻までは330円と東武鉄道線を利用するよりも高いが、のんびりまったり乗るという主旨ならばバスという選択肢もあるかもしれない。 ただし夕方は大宮駅東口〜加倉バス停という長距離で大渋滞が発生するためにその時間帯の利用はお勧めできない。


上尾営業所(西上尾車庫)

●大60・62・65・67・68系統
大宮駅西口 - 平方上野 -西上尾車庫
大宮駅西口 - 平方上野 - 平方
大宮駅西口 - リハビリセンター入口 - 平方
大宮駅西口 - 平方上野 - 平方神社前
大宮駅西口 - リハビリセンター入口 - 平方神社前

大宮発着は日中15分間隔だが、途中で路線が枝分かれするので、分岐点(平方領家南バス停)以降はバスが少なくなるのが特徴。 分岐路線だけでなく、行先によっても系統を分けてしまっているため、初めて利用する人はかなり苦戦を強いられるであろう。 大きく分けると大宮からリハビリセンターに行くか平方上野へ行くかの2路線に分かれるが、その先も細々と分かれている。 ここでの説明はとりあえず省略するが、本当に言葉では表しにくいぐらいの複雑な路線である。 平方領家南より先に乗る際は必ずバスの経由地をチェックせねばならない。 全路線とも大宮系統ではあるものの、遠方の上尾営業所の車両により運行・管理されている。 車両の出し入れは西上尾車庫のほか、平方神社前〜(上尾橘高校経由)〜西上尾車庫間の回送などがある。 昔は大宮駅西口〜清河寺〜大谷本郷〜上尾駅西口という系統があったが、 狭隘な道が多く大型車がとても通れないような場所のためか早朝にしか運転できなかった。 現在はぐるっとくん(上尾市)の循環バスに置き換えられて本数も増えている。

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